全長×全幅×全高: 3635×1580×1420(mm)
エンジン型式: MA10S
排気量: 987(cc)
最大出力: 52(ps)
最大トルク: 7.6(kg-m)
燃費: 15(km/l)
定員: 5(人)
1987年01月~1987年12月
Be-1は、80年代後半から90年代初頭にかけて、日産がファッション性の高いクルマを限定販売した「パイクカー構想」の第一弾である。
ベースは初代型でK10系マーチで、主に女性ユーザーを対象にしたレトロ感あふれる丸みを帯びたボディとファンシーテイストのインテリアデザインを採用。
85年の東京モーターショーに参考出品され、限定1万台という当初からの触れ込みにより87年から88年にかけて販売された。
ボディは2ボックススタイルの3 ドアのみで、ノーマルルーフ車とキャンバストップ車を設定。
搭載エンジンはマーチと同じ4気筒シングルカム1リッターのMA10型で、トランスミッションは5速マニュアルと3速オートマチックをチョイスできた。
このBe-1は発売とともにオーダーが殺到し、月産300台のペースで1年近くに渡って生産されたそのほとんどが予約待ちのオーナーの手に渡った。
バブル時代の象徴的存在として社会的な話題にも挙げられたほどの人気を獲得したBe-1は、’89年登場のパオ、91年にリリースされたフィガロなどの後継のパイクカーを生み出す礎となった。
グレード キャンバストップの有無を除くグレード構成はなし。ボディカラーはパンプキンイエロー、トマトレッド、オニオンホワイト、ハイドレインジアブルーの計4色の設定があった。
搭載エンジンのMA10型は排気量987ccで、燃料供給はキャブレター方式。
ブレーキはフロントがディスク式で、リアはドラム式となっている。(参考:ガリバー)
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