中古車のプライスボードとは、その中古車の履歴書です。
クルマのフロントガラスに張ってあるプライスボードには金額以外にもいろいろなことが書かれています。
プライスボードに記載される表示内容は、
自動車公正取引協議会の規約で定められています。
◆現金販売価格
車両本体価格のほかに、整備費用が含まれている場合もあります。
◆初度登録年月
そのクルマが日本国内で初めて登録された年月のことです。
ただし輸入車(外車)は、日本に入ってきた年月が
初度登録年月になるので、古い車でも年式が新しかったり
するので気をつけましょう。
◆走行距離
新車から現在までの総走行距離です。
運転席のスピードメーター内の走行メーターの数字です。
◆車検有効期限
そのクルマの車検があとどれくらい残っているか?です。
また 「検査2年付き」 と表示されているものもありますが
クルマを購入した時に、車検を受けてから渡してくれるということです。
◆整備点検記録簿の有無
整備点検記録簿とは、その自動車のカルテになります。
記録簿からわかることは、「いつそのクルマの整備や修理をしたか」、
「交換した部品は何か」などさまざまなことが分かります。
前オーナーが大切にクルマに乗っていたのかが、判別しやすくなります。
そのほかにも ・保証内容 ・特別装備 ・修復歴 などが書かれています。
各中古車販売店で記入の内容が違いますので不明なことは
お店のスタッフにどんどん質問しましょう。