中古車の過走行車という言葉を知っていますか?

過走行とは、たくさん走行している自動車の事を言います。

過走行と言うのは、一般的(私個人?)に10万kmを超えた自動車
もしくは、年間2万km以上走っていると、この自動車はよく走ってるなぁ・・・
と感じます。

月に換算すると約1700kmで、近所の買い物や月に一度や二度のドライブ
ではここまで走行距離は伸びません。

大阪~東京間がおよそ600kmと考えると、毎月1往復半する
計算となります。

一般的なご家庭では毎月ここまで走行する事はないでしょう。

過走行車は中古車価格にどの様な影響を与えるのか?

実際に中古車市場では、10万kmに近づくにつれどんどん価格が下落して、10万kmを超えるとさらに中古車の流通価格は安くなります。

新車登録時からの年数によりボディが劣化してきたり、エンジンが劣化する事もありますが、過走行をしている自動車はあれこれと消耗部品を交換する時期を迎えます。

たとえば、10万kmに一度交換しなければいけないタイミングベルト。

このタイミングベルトというモノは、部品交換と作業工賃でおよそ5万円
大きなクラスの自動車や輸入車(外車)などでしたら、10万円を超えてくるコトもざらにあります。

また、たくさん走行しているので、乗り心地に影響を与える足回りのショックアブソーバーやゴムのブッシュなども劣化してくるので、交換が必要になります。

あと、エンジン各所のゴムシールからオイルが漏れてくるなんて事も考えられます。

中古車価格が安いからと言って、何も気にせず購入してしまうと後から修理費用がバカ高いなんて事にもなりかねません・・・

過走行の中古車を買う場合は、そのあたりも考慮して購入するかどうかを検討してください。