全長×全幅×全高: 3880×1665×1710(mm)
エンジン型式: 1NZ-FE
排気量: 1496(cc)
最大出力: 105(ps)
最大トルク: 14.1(kg-m)
燃費: 14.6(km/l)
定員: 5(人)
1999年08月~2005年09月
ヴィッツをベースとする兄弟車は数あれど、このクルマほどCMが印象に残っているクルマはそうないだろう。
ファンカーゴは「携帯空間」というキャッチフレーズで99年8月にデビュー。
その魅力は、なんといってもキャッチフレーズどおりの広大な室内空間だ。
また、高い天井(129mm)と低い床により、ただでさえ広い室内だが、床下収納されるリヤシートによってさらに広大(奥行き178mm)にすることも可能だ。
CMで紹介されている収納量もまんざらうそではないかもしれない。
バックドアは横開き式で、狭い所でも開くことができるうえ、ドア開口部も広くて荷物の積み出しに便利だ。バリエーションとして3つのシートタイプも選べてうれしい。
スタイルはヴィッツの兄弟車らしいファニーテイストの未来形。
また、ボディカラーは多彩な9 種類が用意され、それぞれにアクティブツートーン仕様も設定され、選べる幅が広くて楽しい。
インパネデザインは、コラムシフト以外基本的にヴィッツと同じだが、やはり収納などを多く備えた、バッチリ使えるインテリアである。トヨタだけでなく、数ある国産コンパクトカーの中で、もっとも「使える」クルマだといえるだろう。
エンジンバリエーションは1.5リッターと1.3リッターがあり、1.5リッターは4WDも選べる。
グレードは上からG、X、Jと3種類が設定されている(1.3リッターにGはなし)。
また、GとXではシートパターンを3種類から選ぶことができる。まず基本となるのが、フロントセパレートシート、リヤリトラクタブルシートの「スタンダード」。
次にフロントベンチシート、リヤリトラクタブルシートの「ペアベンチバージョン」。
そしてフロントセパレートシート、リヤダブルフォールディングシートの「リヤリビングバーション」の3種類だ。ちなみにリトラクタブルシートは床下収納できるタイプで、ダブルフォールディングシートは二つ折りにして前席に寄せるタイプ。
ちなみにメインとなるGとXの装備の違いを挙げると、14インチアルミホイール本革巻き3本スポークステアリング、メタル調センタークラスターなど。(参考:ガリバー)
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