前原国土交通相は5月18日の閣議後の記者会見で、平成22年6月から実施予定であった高速道路の新たな料金制度について、6月実施を断念したことを表明しました。
 前原国交相は「(全国の37路線50区間を対象にした)無料化を先行して6月下旬から開始する」と述べ、上限2000円などの新料金制度の実施時期については、「国会の審議状況を踏まえて決めたい」と話した。
 新料金は、今夏以降に導入される可能性が強く、それまでは土日祝日「上限1000円」などの現行の料金割引が継続されます。
※下記内容は5月18日に保留となりました。
↓↓↓保留内容↓↓↓
 2010年4月9日現在に行われている高速道路料金割引、
自動料金収受システム(ETC)を装備した車を対象にした
土日・祝日限定の「1000円走り放題」は廃止され、
早朝・深夜など時間帯ごとに割引きされていた制度も廃止されるようです。
2010年6月から予定されている新料金は、
軽自動車の上限1000円、
普通車の上限2000円、
中型車以上の上限5000円
などの上限を決めるというものです。
ハイブリッド車など燃費の良い自動車を優遇する仕組みもあるようです。
※燃費値が20km/L以上
 
この新割引制度は、土日以外の平日にも適用し、ETCの有無を問わずに実施されます。
 
また、首都高速と阪神高速については
次年度よりETC利用者は500円から900円を
走行距離に応じて支払う料金体制になりますが、
現金にて利用する場合は上限の900円を支払わなければいけなくなります。
 
 
~国土交通省の実施方針~ 
※新たな料金割引は、法案成立後、今年6月中に試行的に導入し、平成22年度無料化社会実験を含めた検証結果も踏まえ、平成23年度以降、必要な場合は見直しを行う。
※首都高速・阪神高速は地方議会の議決を前提に年末~年始を目途
詳細は 高速道路の再検証結果と新たな料金割引(PDF)(平成22年4月9日 国土交通省 資料) をご覧ください
 
 
 
私たち自動車保有ユーザーにしてみれば、高速道路は少しでも安く、
もしくは無料になってくれれば、遠くに遊びに行きやすくなるのですが・・・
なかなか思うようにはいきませんね。