残価設定型ローン(クレジット)とは、
◆一般的なクレジットと比べて月々の支払い負担を軽くしたい人
◆月々の支払額をかえずにワンランク上のクルマに乗りたい人
におすすめのクレジット方式なのです。
残価設定型プランは、車両価格の一部をあらかじめ残価として据え置き、
残りの金額を払うプランです。
分かりにくいのでもう少し簡単に説明すると、
◆車両本体価格・・・200万円
 (諸費用40万円は現金で支払い済みとします)
◆3年後の残価率・・50%
 (残価率は各販売店が独自で決めています)
車両本体価格200万円のクルマがあり、
3年後の残価率はが50%、
であれば3年後に査定をすれば、
100万円の価値がクルマに残っていると判断するのです。
残価設定ローン(クレジット)では購入する時点で
3年後の下取り価格が決まってしまっているということです。
毎月支払う金額は200万円を36回で支払うのではなく、
100万円を36回で支払う様な感じです。
ですので、月々の支払いが安く抑えられるのです。
実際には、残価で残している100万円にも金利はかかっているのですが・・・
最後の3年後の時にそのクルマをどうするかを考えます。
1)新車に乗り換える
2)クルマを返却する
3)そのクルマを買取る
になります。
残価設定型プランにはとても大事なことがあります。
1)と2)の場合、査定をして残価設定されている金額を下回った場合は
「追加でお金を支払わなければいけない」 ということです。
残価率50%はあくまでも標準的な使用方法での金額になるのです。
各メーカーや販売店で違いがありますが、
◆走行距離が多くないか?
◆事故を起こしてないか?
◆キズやへこみはないか?
◆使用方法が悪くて故障してないか?
などです。
査定額が90万円であれば差額の10万円を支払わなければならないのです。
3)の場合は査定額は関係なく、残価設定で決められていた
残りの100万円を支払えばあなたのクルマになります。
もちろん残りの100万円を再び月々の支払いにすることも出来ます。
最初から、買取ることを考えて残価設定プランにするのなら良いのですが
新車に乗り換えたり返却することを検討しているのなら注意しましょう。
 
 
また、100万円借りたら月々いくらの返済額?
などが分からないと思いますが、
日立のマイカーローンのページに
マイカーローン 支払いシミュレーションがあるので
参考に計算してみてください。(金利や支払い回数を簡単に変更できます。)