自動車を購入する時に必ずもらうお見積書
いったい新車の見積書には何が書かれているのでしょうか?
ややこしい内容ですので、わかりやすく説明します。
項目が多いだけでホントは簡単よ!!
1) 購入を考えている自動車の詳細
◆車名・・・・・・・・・・カローラセダン G
(購入を考えている自動車の名前とグレード名)
◆ボディタイプ・・・・・4ドアセダン
(どのようなボディ形状の自動車であるか)
◆排気量・・・・・・・・1500cc(1NZ-FE)
(エンジンの大きさと、搭載されているエンジン名)
◆駆動・・・・・・・・・・FF
(どこにエンジンが積まれていて、どのタイヤが駆動するかが分かる)
◆ミッション・・・・・・CVT フロアシフト
(オートマチックかマニュアル車が分かる。CVTはオートマチック車)
◆ボディカラー・・・・ホワイト
(クルマの色を表す。特別カラー色は金額が上がる)
◆型式・・・・・・・・・NZE141-AEXEK
(クルマの型式から車名・グレード・ミッションなどが分かる)
あなたが購入を考えているクルマの詳細が書かれています。
2) 自動車の価格
◆車両本体価格・・・・・・・・・・1.500.000円
(クルマ本体の価格)
◆メーカーオプション価格・・・100.000円
(メーカーで付けてもらうオプションの価格。ムーンルーフ等)
◆販売店オプション価格・・・・50.000円
(ディーラーで付けてもらうオプションの価格。フロアマット等)
◆値引き・・・・・・・・・・・・・・・・50.000円
(値引きしてもらう金額)
◆車両現金販売価格・・・・・・1.600.000円
(本体+オプション-値引き=車両現金販売価格)
車両本体にオプションを付けたクルマ自体の金額です。
値引き額は購入する自動車によって違います。
3万円しか値引きしてくれない自動車もあれば、50万円引きなどもあります。
3) 下取り車の価格
◆下取り車・・・・・・・・・100.000円
(下取りするクルマがあれば査定した金額)
◆差し引き支払額・・・・1.500.000円
(車両現金販売価格-下取り車=差し引き支払額)
下取りするクルマがあれば、
車両現金販売価格(1.600.000円)から引いてくれます。
下取りの査定額が100万円であれば、差し引き支払額は60万円で済みます。
4) 税金・保険代
◆自動車税・・・・・・・・・25.800円
(クルマの排気量により金額が決まる。登録月で金額が変わる)
◆自動車取得税・・・・・64.900円
(車両本体価格とメーカーオプション取り付けで金額が決まる)
◆自動車重量税・・・・・56.700円
(クルマの重量で金額が変わる)
◆自賠責保険料・・・・・44.410円
(強制賠償保険で、新車の場合は37ヶ月加入する金額。任意保険とは別)
◆税金・保険料合計・・191.810円
(税金・保険料の合計)
国の税金や保険会社に納められる金額なので値引きしてもらえません。
税金て高いですね・・・
5) 登録諸費用
◆検査登録手続き代行費用・・・・18.000円
(クルマを登録する為の費用)
◆車庫証明手続き代行費用・・・・15.000円
(管轄の警察に車庫の届けを出す費用)
◆納車費用・・・・・・・・・・・・・・・・・8.000円
(あなたの家まで新車を持ってきてもらう費用)
◆下取り車手続き代行費用・・・・・12.000円
(下取り車が有る時に必要な費用)
◆リサイクル預託金・・・・・・・・・・・11.000円
(クルマを廃車するときの費用を先払いする)
リサイクル預託金以外は、クルマの販売会社が独自で決める金額で
必要の無い費用は省くことが出来ます。
納車費用は、あなたが新車を取りにいけばカット出来ます。
車庫証明手続き代行費用もあなたが警察に行けるのであれば、
自分で申請してみても良いでしょう。
ややこしい内容ですが、自動車を購入する時には見積書をよく読んでくださいね。
各販売店で書き方や言葉が違いますので、
不明な点はどんどん営業スタッフの人に質問しましょう。