中古車雑誌や街のクルマ屋さんで見かける新古車(しんこしゃ)
・未使用中古車(みしようちゅうこしゃ)とは何でしょう
新しくて古いとはどういう意味かというと・・・
新古車とは自動車ディーラーがノルマを達成するために自社で登録した車や、
搬送中に傷が付いたクルマなどを中古車として販売することを言います。
またショールームで展示していたクルマなどで傷がついた車両なども
新車として販売することはできず中古車として販売されることもあります。
こうした自動車のことを新古車(しんこしゃ)または未使用自動車といいます。
服や靴などでいうアウトレットというふうに考えていただければ良いですね。
ただし、中古車として販売されるときに「新古車」という表示はできませんので、
あくまでも一般的な中古車と同じ扱いになります。
また、軽自動車業界では「新古車(しんこしゃ)
・未使用中古車(みしようちゅうこしゃ)」は、
ディーラー(新車販売店)がナンバー登録だけを行なった車
になります。
自動車メーカーからの報奨金をもらうのが目的で、
書類上登録だけして、中古車で販売する手法なのです。
新車より15~20万円ほど安い価格で販売されます。
2016年6月にスズキ自動車の鈴木修会長が、
「お行儀の悪い売り方はやめます」と言われていたので、
今後軽自動車の未使用中古車は姿を消していくかもしれません。
では実際に新古車は安いのでしょうか?
全くの新車から比べると割安感はありますが、
車種によってはそんなに新車と変わらない事もあります。
また新古車を購入する時に注意してほしいのがどのように発生した
新古車なのかを確認する事が大切です。
もし傷がついたりして新車として売れなかったクルマだったら、
どんな傷だったかをお店の人に聞いてみましょう。
新古車の見積もりと、同じ車種の新車の見積もりとを
一緒に出してもらって比較してみましょう。
→新古車・未使用車を見る