1995年05月~2000年05月
ミラージュは三菱初のFF駆動コンパクトカーとして’77年に誕生した。
発売当初は3ドアのハッチバックのみで、のちに5ドアとノッチバックボディの4ドアセダンも追加。
ミラージュIIの名を持つ初代後期型ではターボモデルも登場し、87年登場の3代目では3ドアのスポーティ版にサイボーグのグレード名が付く。
また4代目モデルの発売時期である93年にはミラージュ.アスティが追加される。
最終型である5代目ミラージュは95年に登場。
ボディバリエーションは4ドアセダン、3ドアハッチバック、クーペ版であるアスティの3タイプ。4代目から基本部品をランサーと共用しており、このモデルチェンジでセダンはランサーと同一ボディになっている。
エンジンは直列4気筒ツインカムが主力で、1.8リッターターボと1.6リッターMIVEC、1.5リッター、1.3 リッターを設定。
そのほかV型6気筒シングルカムの1.8リッター車と、2.0リッターのディーゼルターボも用意された。
兄弟車ランサーは2000年にランサー.セディアに発展したが、ミラージュはモデルチェンジされることなく生産終了となった。
4ドアのVR-Xのエンジンは最高出力205馬力の4G93型インタークーラーターボ。
1.6リッターのスポーティグレードである4ドアのVRと3ドアのサイボーグ/RS、アスティのR/RS/RX/ZRには最高出力175馬力を発生するMIVEC(マイベック)付きの4G92型を搭載する。
可変吸気バルブによる高回転型のエンジンレスポンスが味わえるのが魅力だ。
セダンの主力グレードであるVIEは、V6の1.8 リッターと直4の1.5/1.3リッター、2.0リッターのディーゼルターボを設定。
縦格子フロントグリルを持ち、内外装の上質感を高めたエクシードも用意された。
また3ドアの1.3/1.5リッターにはレトロ調デザインの個性的な顔つきが与えられたモダークをラインナップする。(情報:ガリバー)
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